日常の動作が原因で腰椎椎間板ヘルニアになる

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腰椎椎間板ヘルニアになってしまう原因には色々なものがあります。
だからこそ誰でもなってしまう可能性があるのですが、日常生活の動作が原因の場合には、注意しておくだけで発症する可能性を減らすことができるのです。
他にも原因はありますが、できるだけ日常生活の中で負担になるような動作は避けるようにしましょう。

ヘルニアの原因は日常生活の動作からくる負担

日常生活の中ではどうしても腰や背骨に負担のかかる動作というものがあります。
腰を曲げて荷物を持ち上げるという動作は、とても大きな負担になってしまいます。
ですから重い荷物を持とうとしただけで、ぎっくり腰になってしまう場合もあるのです。

ただ、ぎっくり腰は重い荷物を持ったときになりますが、椎間板ヘルニアの場合は負担の蓄積によって発症する場合もあるのです。
その時々の作業としては腰や背骨に大きな負担がかかっていないと思っていても、いつの間にかそれが蓄積されてしまっているのです。
何度も繰り返して同じ動作をすることによって、腰や背骨に対する負担が溜まった結果、腰椎椎間板ヘルニアが発症する事があります。

重い荷物を持たない場合でも、運動などで身体をねじるような動作があると背骨に対する負担になります。
運動は健康に良いと思っていても、背骨に負担のかかる動作を繰り返すのはリスクを高めるのです。

普段から姿勢が悪い場合も椎間板ヘルニアの原因になる

運動や日常的な動作が原因になる場合もありますが、姿勢が悪い場合も同じように背骨に負担をかけることになります。
スポーツなどで繰り返してねじるのと同じように、普段から猫背になっている場合も背骨に対して負担をかけるので腰椎椎間板ヘルニアの原因になるのです。

デスクワークが多い場合など、いつの間にか前屈みになって作業をしている場合があります。
その繰り返しによって骨がずれるようになると、椎間板ヘルニアのリスクが高まっていきます。

以前よりもスマホを使う人も多くなりましたが、その時の姿勢に関しても前屈みになっている場合は注意が必要です。
背中を丸めた状態で長時間の作業を行っていると、背骨などに負担をかけることになるのです。
背中を丸めた姿勢でスマホを使ってしまう事が多い人は、背筋を伸ばすように注意しましょう。